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念ずれば叶う

資源の価値なんてものは、時代とともに移ろいゆく

資源のみならず、価値という主観的な概念はいつだって無常である

でも、そんな事を言っていても、何も始まらない



そう。行動あるのみです。

さて、ボクが地域おこしをしようとする上川地区
竹が猛々しく生い茂り、地域住民の心配の種という話は以前のブログにありますが、
その竹が問題になったのはそもそも、竹に価値が無くなり伐採されず放置されているからです。
昔は地元民が伐採した竹を買ってくれる方がいたそうですが、売れなくなると誰も竹を切ろうと思わないのです。


そこで、ピンチをチャーンスに変えようじゃないですか

やってやりましょう!

価値を取り戻す・・・いや、新たな価値を創造しましょう!!


竹、、、まず思いついたのは竹炭。
といっても、全くの未経験。
周りに聞いても誰も何も知らず、自分で調べるしかありませんでした
でも、確信はありました。
あきらめなければ、道は必ず開けると。


まず、周囲の方々の反応が変わりました。
最初はあまり竹炭の話に興味を持ってもらえませんでしたが、
市役所や地域の方が「どうやって炭を焼くの?」とか聞いてくれるようになり
ボクが必要なものをいうと「あれはここにあるよ」と。

すると、なんか不思議ですが、どんどん欲しいものが集まってきて
ドラム缶と一斗缶と煙突がそろい、簡易的に炭焼きができる形になりました

炭焼きセット


ボクだけではなく、たくさんの人が協力的に同じ意識を持ってくれたことで
アポーツの力が強くなって、引き寄せの法則が働いたんでしょうか


見えない力って、やっぱりありますね!


さてさて、
竹の活用方法は、日々研究が進められていて、将来有望な資源であり、
そのサイクルは毎年であることから、有効利用さえできれば無尽蔵な資源です

◆エネルギー活用
バイオマス発電

◆燃料
バイオエタノール

◆堆肥・土壌改良材・肥料
竹チップ・竹炭チップ(パウダー)

◆健康食品
竹炭パウダーをパンやクッキーや飴に配合

◆家畜の飼料
竹(炭)パウダーを混合(2~5%)・・・健康管理・消臭効果

◆素材として活用
バイオプラスチック
竹紙(ちくし)・・・和紙の一種



などなど、可能性は無限にあります



現在、過疎高齢化が進む集落で
「切っても切っても生えてきて困る!」という竹を、
「今年もこれのお陰で豊かに暮らせる」という竹に。




できます、きっと!!


希望の光
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プロフィール

今 ここ シャンティ

Author:今 ここ シャンティ
2010年8月、大阪から熊野市紀和町和氣へ引っ越しました。
「地域おこし」という答えが無いようで、すべてが答えでもあるような活動を仕事にしてます。
自分の世界観で善悪を決めず、自然界のバランスを考えて行動できるようになりたいです。

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